社員紹介
参与 間 弘昭
自然地盤とインフラ整備の接点
社会資本整備を進める中で、地下の様子を調べることはとても大切なことです。地質・土質のしっかりした調査により、建設される橋梁や各種構造物は経済的で安心・安全なものになります。
私たちは地下からの情報を素直な視点で見つめ、地盤の3D化など持てる技術・経験を駆使し、自然地盤と社会インフラ整備の接点を調査して行きます。
保有資格
RCCM-土質及び基礎、地質調査技士(現場技術・管理部門)
業務紹介
業務項目
- 道路計画に伴う橋梁、擁壁、トンネル等各種構造物設計に係る地質調査
- 土工構造物調査
- 磁気探査業務
主な業務実績
- 読谷道路(4工区)地質調査業務
- 沖縄西海岸道路(浦添北道路牧港地区)地質調査(その1),(その3)
- 伊良部大橋主航部橋梁実施設計地質調査
- 南部東道路測量調査業務(玉城IC~つきしろ)
- 中南部流域調査測量業務
- H25県道20号線(泡瀬工区)橋梁実施設計業務
- 那覇北中城線上之屋トンネル調査業務
- 伊平屋・伊是名架橋検討地質調査業務
- 幸地インター線設計業務委託(R2)
業務内容
土質部は社会資本整備に関わる中で、橋梁や擁壁等の構造物設計に伴う地盤調査を主体に、土構造物調査、磁気探査調査などを行っています。地盤調査は見えない地下の様子を色々な調査手法でとらえようとする分野です。
地盤を調べる場合は常に調査方針が重要となります。「地盤の何を、何のために、どのような方法で調べ、どのように答えを導くか」を考えます。
このため調査の成否は、全体の約7割が計画立案の段階で決まってしまうと言っても良いでしょう。ですから地盤工学の知識の他に、沖縄に特徴的な地質・土質に対する知見も必要で、興味を持って広く経験を得ることが大切です。
私たち土質部の仕事は一見地味で目立たない分野ですが、自然が造り上げた地球上の地盤を想像して、定量化,可視化していく作業はとても興味深く、時に好奇心をかき立てられるものです。
先輩社員からの声
入社した理由
社会資本がまだまだ発展途上である沖縄でインフラ業界に携わり、地域発展に貢献することに興味を持ちました。その中で、大学は専門外であり前職も関係のない自分を快く受け入れてくれたために入社を決意しました。
活用している社内制度
時間給制度によって通院等の急用にも柔軟に対応できます。
資格取得に向けて
資格の勉強時間を確保してくれているので十分に準備ができます。
資格手当も充実しているため、モチベーションも常に保つことができます。
1年目に担当した業務
一年目には主にボーリングの業務を担当しました。ほぼすべての業務で上司とともに行動し、打ち合わせに始まり、現場管理やコア観察、データ入力等の一連の流れを学びました。
同時に土質分野の基礎的な知識や資格取得に向けた勉強もしています。
他にも水位観測や湧水調査等も行い、その際には新しい計測機器及びソフトを導入しました。
仕事のやりがい
見える形で作るものなどはありませんが、建築物を作る際には必要不可欠なので縁の下の力持ちのような気持ちを持てます。
達成したい目標
言われたことをこなすだけでなく、自発的にできることを探して行動すること。
部署の雰囲気
非常に落ち着いた雰囲気で業務に集中することができています。
始めてやることや分からないことは親切かつ丁寧に教えてもらえます。
自分の勉強にも時間をあてられるので、資格の勉強や基本的な知識や最新の情報の収集もできます。
新卒社員に求めること
様々な知識が必要なので常に吸収しようとする意欲があるとよいと思います。
一方で現場を見ることが何より大事です。
一個一個の現場でそれぞれ状況が違うのではじめは何をやっているのかよく観察しましょう。