社員紹介
部長 田場 雅也
道路部は20代~60代の技術職員が、道路・交差点・交通解析・付帯構造物等の計画・設計業務に従事しています。道路部の仕事は幅が広く、各自が得意分野を生かしながら連携プレーで取組んでいます。
また、県内の様々な道路事業には、各路線毎に求められる役割や機能に違いがあります。その中で、発注者と密に協議しながら、部署内でも様々な意見を交え課題を克服することにやりがいを感じます。
今後も多くの方と知恵を出し合いながら、道路事業に貢献できればと考えています。
保有資格
RCCM-道路、RCCM-下水道、1級土木施工管理技士、測量士
業務紹介
沖縄の発展を支える道路づくり
道路部では、名前の通り、道路設計をメインとして業務を行っております。道路設計といっても、新設道路や、既存道路・交差点の改良など様々あり、道路部では離島を含め県内全域で業務を行っております。
設計業務においては対象地域の現状を把握することが重要であり、道路整備後の交通量推計や交通量調査での結果を用いて、地域のニーズに沿った道路の設計を行っております。
弊社の強みとしては、交通量推計結果を活用する点や、道路整備後の費用対効果(B/C)の算出、交通シミュレーションの実施など、設計段階においても整備後の実態を予測・評価できる点が挙げられます。
また、擁壁などの構造物設計や、市街地内での交通安全対策立案についても行っており、道路に関する様々な問題に対処できる技術力を有しています。
安心・安全な沖縄を目指して
近年では、災害に強い街づくりに関する検討が必要とされており、道路においてもその役割を担うことが多くなってきています。道路部では、国土強靭化計画や沖縄県観光振興基本計画に関わるネットワーク計画の策定や防災、観光分野など多方面の計画検討に携わっています。
防災分野については、緊急時の物資輸送経路や啓開(緊急時における道路上の障害物の除去)路線に関する計画の策定、観光分野では、自転車の利用促進を通して地域活性化を目的としたネットワーク計画の策定などに携わっています。
沖縄の道路が安心・安全に利用できるよう、道路設計を通して培った技術力をうまく活用し、より地域の実情に沿った計画策定を行っております。
先輩社員からの声
入社した理由
学生時代から「土木分野=道路設計」といったイメージがあり、そのような仕事に関わりたいといった希望がありました。
就職活動時に色々な会社について調べていくうちに、道路事業を主としつつ、様々な新技術に挑戦している姿勢に惹かれ、入社を決意しました。
大学時代に道路の使い方・使われ方について考える講義があり、1人1人が道路の使い方を意識することで交通渋滞の解決に繋がることを学び、道路に興味を持つようになりました。
中央建設コンサルタントでは道路に関わる計画・検討・設計の全てに携わっていることやビックデータ解析などの新技術を取り入れていることを知り、自分にもできることがあるかもしれないと考え入社を決意しました。
活用している社内制度
フレックス制度を活用しています。
渋滞を避けられることで、自分の時間を創出しやすいというメリットがあります。
時間休制度があるので、急遽休みたいという社員に対しても、すぐに休むよう指示することが出来ています。
リフレッシュ休暇を取得することができるので、旅行に行くこともあります。福利厚生として満足しています。
資格取得に向けて
【技術士】
年に1回、講師の方を招いて、講習会を実施していただいています。
また、年に10回程度、自分の書いた論文を講師に添削していただく機会があります。
技術士の取得は難しいことではありますが、他部署の社員とともに試行錯誤をしながら勉強を進めることが出来る環境が整っているため、前向きな気持ちで勉強に取り組むことができています。
資格手当も充実しているため、若手社員も資格取得に向けて頑張ってほしいです。
1年目に担当した業務
道路設計の勉強をしながら、道路関係計画の策定、自転車ネットワークの策定(石垣市、うるま市)、生活道路安全対策など、道路に関わる知識の収集が出来る様々な業務を担当しました。
目の前の仕事をこなすことでいっぱいいっぱいではありましたが、充実した1年目だったと思います。
また、研修についても、県内外問わずたくさん行かせてもらいました。そういった点は、自社の強みのひとつだと思います。
入社して1年目には、交通安全対策の一環で交通ミクロシミュレーションやIoTデバイスを用いた交通量調査の検討等の分析業務を担当しました。
業務を遂行していくうえでわからないことがあった場合には、先輩方から親身なアドバイスをいただき、無事に業務を完了できた時の達成感はひとしおでした。
また、IoTやIT等の新技術を業務に取り入れることができるといった点は、他社にはない強みだと思います。
仕事のやりがい
県内でも大きな規模の道路(宜野湾横断道路、西海岸等)の設計について、自分たちが中心となって携わっていくことは、大変ではありますが、大きなやりがいを得ることが出来ます。
まだ大きな道路は担当できておりませんが、簡単な路面標示ひとつでも、実際に物が出来るのはとても嬉しいです。自分が関わった道路は、意識的に通ってしまうことも多いです。
達成したい目標
地図を書き換えるような道路を設計することです。後世にも残るような仕事が出来たら良いなと思います。
部署の雰囲気
道路部は10名が在籍していますが、就業時間中は各々集中して業務を行っており、端から見ると、「物静か」、「暗い」といった印象を他部署から持たれているかもしれません。
しかし、物事の考え方、各種ソフトの操作方等のわからないことがあれば、年齢に関係なく活発な議論が行われるメリハリのある部署です。
新卒社員に求めること
素直で、向上心のある社員を求めています。最初はわからないことだらけだとは思いますが、やっていくうちに経験を積むことが出来るので、チャレンジ精神を持って業務に取り組んでゆけば、スペシャリストを目指せると思います。